●本品は、【警察庁刑事局】が昭和32年より連綿と発行を続けている【非売品機関誌】、『第一線 601号』になります。
 かつて毎月発行されていた第一線も、現在は不定期発行となっており、【取扱注意】の秘密指定まで受けるようになっています。 過去の全くモザイクもなく、人のプライバシーを完全に無視していた第一線が、何の秘密指定も受けていなかったことの方が異常だったとも言えるかもしれません。 もちろん、本品の秘密指定は既に解除されています。

●発行回数が減り、秘密指定が付いたことも一因であることは間違いありませんが、平成以降の第一線は、昭和から平成最初期の物と比較して、桁違いに入手困難な超希少資料となっています。
  ほとんどの方が平成一桁前半以上の第一線を全く目にしたこともなく、一部では廃刊となったとのデマまで流れていました。    本品が出品されること自体、恐らく史上初めてのことになると同時に、異常なセキュリティの堅さから、最後の出品となる可能性も、大いに有ります。
 ●本書は内容が新しく、掲載されている事件捜査概要は2本あり、その内の一つは、石川県白山男性拉致監禁集団リンチ殺人事件で、バールに、鉄パイプ、包丁等あらゆる凶器を使用して被害者をボロボロになるまで損壊した被疑者達に、今回も著者が「鬼畜の所業！」と叫んでいます。
 ●平成28年3月11日発行。【第一線第601号】。